MITCH
プロフィール
1993年大阪音楽大学在学中にBlack Bottom Brass Bandを結成し、1996年にはポニーキャニオンよりメジャーデビュー。
以後5枚のアルバムを発表。国内外の様々なアーティストとの共演、ツアー、レコーディング参加と活躍し、MITCH個人でも96年〜2000年までKBS京都、FM−COCOLO、FM滋賀でラジオのDJとしても活躍する。
2000年、BLACK BOTTOM BRASS BANDを脱退し単身ニューオリンズへ渡る。現地ではTuba Fatsのストリートライブや、セカンドラインパレード、パーティーに日々参加し、地元のコミュニティーに溶け込んだ生活を送る。
またRussell Batiste Band、All that、Rebirth Brass Band、Lil Rascals Brass Bandのメンバーとしても活動し音楽の幅を広げる。
以降、定期的に日本とニューオリンズを行き来しながら、日本でもパワフルな演奏とニューオリンズを想わせるホットなステージで人々を楽しませる。
2002年には初ソロアルバム「MITCH」をリリース。
圧倒的にエネルギッシュなトランペットと暖かいボーカルがあますところなく収録されている。
2003年、京都市芸術文化特別環励制度に選ばれ、ニューオリンズへ。
2004年春公開の映画「この世の外へ〜クラブ進駐軍」(阪本順治監督)では萩原聖人、オダギリジョー、村上淳、松岡俊介らとともに主演グループの1人に抜擢され映画デビュー。麻薬に溺れて死んでいくジャズトランペッター浅川広行役を見事に演じている。
MITCHのコメント
この5年間で、約半分をNew Orleansで生活している私にとって、この大災害はとても辛く、悲しい出来事です。
それよりもまず、いつも一緒に演奏しているミュージシャン達や、Treme Negibor hood(トレメはJAZZの生まれた地区であり、今もNew Orleans音楽文化の精神的な中心地・黒人街)近所のおじさん、おばさん、そして家族同様、兄弟のように生活を支えあってきた仲間の家屋が水に浸かり、彼らは職を失い、大変な避難生活を送っています。
中には、未だ所在の分からない親友もいるという現実を目の前ににして、正直なところ、混乱しています。
なによりも私自身は、家族同様に思っている彼らの生活が心配で、何をすれば一番力になっていけるかと思案中です。
そして私は、日本とNew Orleansを行き来してるミュージシャンとして、あの素晴らしいNew Orleansの街、ミュージシャン、音楽シーンの復活の為、働きかけることができればと思っています。
その為にも、皆様のご協力、ご指導を宜しくお願い申し上げます。
MITCH公式サイト
BLACK BOTTOM BRASS BAND
プロフィール
1993年 大阪音楽大学在学中に結成。
1996年 ポニーキャニオンよりメジャーデビュー。
1997年 世界3大カーニバルの一つ"Mardi gras(マルディ・グラ)"の時期に合わせて、BLACK BOTTOM BRASS BANDのルーツそして憧れの地ニューオリンズへ。
レコーディングは、プロデューサーに山岸潤史、ゲストミュージシャンに、ルイ・アームストロングの再来と言われる、ニューオリンズの若手トランペッター、Kermit Ruffins(カーミット・ラッフィンズ)、パーカッションのMike Ward(マイク・ワード)を迎え、今までの日本にはなかった強力グルーブを生み出した。11月、レコーディングのため再びニューオリンズへ。
一年の間に2度もニューオリンズを訪れるという記念すべき一年に。
現地での体験がそのまま音となって現れ、独特のグルーヴ、空気感が今までの日本のホーンズのアルバムにはなかった厚みを感じさせる。
1998年前作に引き続きニューオリンズに渡り、最強のゲストを迎えレコーディング。 これぞまさにニューオリンズの魔法にかかった最強の一枚。
GUEST: Bo Dollis, Wild Magnolias, Marva Wright, Michael Ward
以来、現在までニューオリンズのミュージシャンとの親交は続いています。
1999年 拠点を東京に移す。
2005年 ニューオリンズで行われたトマトフェスティバルに参加。現在までにCDを11枚リリース。
YASSYのコメント
8月29日、TVに写しだされた衝撃的な映像にメンバー一同愕然、僕達の知っているニューオリンズとTVの中のニューオリンズとが結びつかなくてパニック状態に陥っていました。
その後、日に日に明らかになる惨状や、現地の友人から届く悲痛なメールを見て徐々に私達も現実を受け止められるようになりました。
たくさんの恩恵をもらった街ニューオリンズに何が出来るのかを考え、みんなでこのサイトを立ち上げる事にしました。これから色々な提案をしていきますが是非御協力をお願いします。
OUJI氏のコメント
ニューオリンズへはバンドで一緒に行ったのも含めて七度あるのですが、毎回足を運ぶたびに新鮮な印象を受けています。
私は音楽をやっているので、特にあの街の文化に惹かれる理由があります。なぜならニューオリンズという街には、アメリカ軽音楽、いや全世界に流れているポップスやロックなどのほんとの元になった源泉があるからです。
街で流れている音楽は、偉大な先人たちが創ったものを基本に、自分達独自の発想によって創られた、たいへん魅力的なものばかりです。それは力強く、聴いているものは自然と体を動かさずにはいられないぐらい、強烈なリズムが存在します。
そしてニューオリンズ人には常に外から来た人を楽しませようとするポジティブな気質があり、いつも楽しく幸せな気分にさせてくれます。
それとおいしい食べ物!ニューオリンズはアメリカに併合される以前にスペインやフランス領だった時期があって、いろんな文化が混ざりあっているので食事もたいへんバラエティに富んでいます。
私にとって魅力的で大好きな街ニューオリンズ。早い復興を願い、皆さんで力を出しあって応援していきましょう!
BLACK BOTTOM BRASS BAND公式サイト
BRITZ AND SQUASH BRASS BAND
プロフィール
1997年 結成。
2002年4月、JAZZの本場ニューオリンズへ初遠征。地元の人気ラジオ WWOZ「french cooking:[DJ]bob french」に出演をする。
James Andrews・Troy Andrews・Newbirth Brassband・Rebirth Brassband・Treme Brassband・Mardigras indian等、世界トップクラスのミュージシャンやブラスバンドとの共演や、ブラスバンドの名門ライブハウス「Dannasbar&Grill」でのワンマンライブなどにより、その存在を大きく知らしめる。
以後、毎年ライブツアーで足を運ぶ他、メンバー個々の遠征では地元バンドとの共演でしのぎを削る。
2003年4月 リリースされた1stアルバム「BRITZ AND SQUASH」は2002年のニューオリンズライブを2曲収録。
常にリアルタイムのニューオリンズスタイルを意識し、従来のブラスバンドにHIPHOPやR&B・FUNKなどの要素を取り入れたブラックダンスミュージックを展開、今や日本を代表するブラスバンドと評される。
KENJIのコメント
初めて訪れたニューオリンズは、英語も話せない私を陽気に迎え入れてくれる温かい街でした。
まるで音楽のテーマパークのようなこの街は、本当に夢じゃないかと疑うようなすばらしい体験を沢山させてくれました。
私はこの街で、音楽は衣・食・住と同等に必要とされることを学ぶことができ、人生を大きく変えました。
そのニューオリンズが今、ハリケーンによる大きな傷を受けています。
音楽を生み育て、そして私も育ててくれたニューオリンズに、恩返しできる事は何か?
私たちミュージシャンはこのすばらしい音楽文化を広く伝えること・その音楽によって支援できることが一番だと考えています。
BRITZ AND SQUASH BRASS BAND公式サイト
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