何とかしようよニューオリンズ

http://www.nantokashiyouyo.net/

設立の動機

「ニューオリンズに音楽をとり戻そう。」

ハリケーン「カトリーナ」はニューオリンズに史上類を見ない大被害をもたらしました。
日本では、あまり馴染みが無いかもしれませんが、実はニューオリンズという街は、ジャズ発祥の地なのです。
この街で、初めて黒人文化と白人文化が融合したことで、JAZZが生まれ、さらには FUNK・R&B・HIPHOPと発展し、今の音楽シーンに多大な影響を与えているのです。
ジャズの聖地ニューオリンズに音楽をとり戻し、音楽文化を絶やさない為に、ニューオリンズに育てられた私達が、「音楽で恩返しができれば」と思っています。

活動の内容

被災者の体験談や写真など詳しい被害情報を提供する。

現地のミュージシャンから伝わってくる実際の状況は想像を超えた惨劇です。
ハリケーンによる被害のみならず、河川の氾濫・じれったい救済・生き残る為の略奪・衛生面の悪化などの実状はまさに地獄絵図です。
しかし、日本では日々起こっているニュースのひとつとして報道がされているため、現地の人々の痛みを知るには情報が少なすぎます。

音楽を通じてニューオリンズの復興を支援する

・MITCH
・BLACK BOTTOM BRASS BAND
・BRITZ AND SQUASH BRASS BAND
上記、日本を代表する3組のニューオリンズアーティストらによるチャリティーライブや、グッズの販売などを通じ、復興支援を行います。

支援の経過

赤十字協会など救援団体の活動も一定の収束を向かえ、都市復興に目が向けられ始めています。 現在、ニューオリンズ市役所はメンフィスから帰り機能を取り戻したそうです。

しかし、一部の観光地以外は手付かずのまま放置された状態で、特に浸水のあった地域は都市基盤の復興にも目処が立たない為に、大半の方が避難先で生活を送られているのが現状です。
未だ市役所の支援金受入窓口は限定された団体のみに留まっており、復興の遅さに拍車をかけています。

私達は、現在まで音楽文化復興の適切な受け入れ先を検討してきましたが、このままでは音楽文化どころかニューオリンズ自身の存在が消滅してしまうかもしれません。

そこで、まず第一にこの地の音楽文化を守り育てた人々が生活を取り戻すための都市復興を支援し、そしてまた私達ニューオリンズに育てられたミュージシャンとして、音楽文化の復興やこの音楽を広く知らしめるための活動をすべきと考えました。
私達なりの音楽文化復興には、この二つを支援する必要があります。

1.都市の復興支援→ニューオリンズ政府機関へ

募金やグッズ販売、サポーターストラップの一部金は、より公共性の高い組織に送金することとし、兵庫県カトリーナ義捐金募集委員会を通じてニューオリンズ市役所へ「要望書」と共に送付

2.音楽文化の復興支援→イベント開催資金へ

チャリティーイベント等の収益は、ニューオリンズ音楽文化の復興や広く知らしめるために現地のミュージシャンを招聘してのチャリティーイベントなどの開催資金

※但し、今までの支援金は前述の事情から、ニューオリンズの政府機関へ送金することとします。


平成18年1月31日現在の募金状況

皆様の暖かいご支援により集まりました1,089,516円をニューオリンズ政府機関へ送金しました。
それぞれの内訳については「募金集計の報告」にて公表いたしますので、ご覧ください。

お問い合わせ何とかしようよ.net